初めての事故体験でびっくり仰天で、写真を撮ったのは全部次の日です。
事故に遭った時は両親も一緒だったので、当日はカメラ~なんて言ったらはったおされそうな雰囲気でした。。。。ちなみに母は無傷、父は右腕にちょびっと打撲のみ。前の助手席に座っていた父は運よくシートベルトをしていたのでした。
救急車で運び込まれた私を待っていたのは・・・って言っても頭をしっかり固定されているので天井しか見えません。
状況は全然わからないまま、テレビのERで見るみたいなカーテンで仕切られた部屋へ。
そこに女性の先生が来て、私の切れた目の上のキズを見て、
「アンティタタノスの注射をしていいか?」
と何度も聞いてくる。
「あんてぃたたのすって何???」と聞くと「菌がナンタラカンタラ・・・」と説明されるものの、よくわかんない。。。
「やったほうがいいの?」と聞くと「もちろん」と答えるので何のことかわからなかったけれど、「じゃあやってもいい」と返事をする。
薬にアレルギーなどないか?と聞かれ、本当は少しあるんだけど、何にあるかを英語で答えることができそうもないので「ない」と言い、そのままぶすっと注射をされる。
最初左手にしようとしていたのだが、「なんちゃらかんちゃら(言ってることがわからなかった)」と急に右手に変更された。後で気づいたのだけど左腕の注射を打つあたりを打撲していて、思いっきり内出血していたためでした。
後で紙を渡され、アンティタタノスが何なのか漢字で書かれた文字を見てやっと判明。
「破傷風の予防注射」でした。
そのまましばらく放置。すると今度は警察官がやってきました。
運転手に補償請求するかどうか・・・。そんなことを言われてもどうやって請求すんのよ~訴訟を起こすってこと???日本でだって訴訟なんて起こしたこともないしどうすればいいのかまったくわからないので、「外に父がいるから聞いて」・・・と言うと今度は父に一生懸命説明しています。ところが、英語は何とか話せたはずの父が全然聞き取れてないじゃん。。。。(声が大きいからすごくよく聞こえた)。話せるけど言ってることがわかってないので会話がちんぷんかんぷん。可笑しくて笑い出しそうになるのを必死でこらえる。
しばらくするとさっきのおまわりさんが別の人を連れてきた。女性で彼女の英語はかなりわかりやすい。
今度はタクシーの運転手さんと相手方の裁判が11月にあるので、証人として香港に来られるか?と言う。しかし飛行機代もホテル代も警察は補償しない。つまりタクシーの運転手さんか私が払うということらしい。
来れるわけないじゃん。これ以上面倒に巻き込まれるのはごめんだわ~。
と思ったけれどその通りに言うと印象が悪くなるといけないので、「今の時点では仕事もあるしわかりません」と答えておいた。
その後男性のドクターが来て色々問診し、首と背骨と頭のレントゲンを撮ることに。
しばらく待たされ~レントゲンの撮影~またしばらく待たされ~~~~としていると、私の入っているカーテン越しの隣のブースにガヤガヤと新患が入ってきた。
医者か看護師かわからないけど、必死で話しかけているのに患者さんは今にも死にそうな声で「あ”う~が~」とか言うだけ。
本当にカーテン一枚で距離にして30cmくらいのところで繰り広げられているその怖そうな音声にビビッた私は、先生を待つのももどかしく、とりあえず起き上がってみた。
平気じゃん。
首の周りのコルセットもはずしてみた。
全然大丈夫。調子に乗って首を回してみる。大丈夫そう。
なので、服を着替えようとしていたら先生が戻ってきて、「レントゲンの結果は問題なし、後は看護婦さんに目の上の傷の手当と薬をだしてもらうから待合室で待ってて」と言われ、大喜びで服を着替えて外へ。もうこんな所に長くいたら院内感染しちゃいそうだわ~っと両親と一緒に待合室で待っていたのですが。
待てど暮らせど看護婦さんに呼ばれない。
受付に聞いても「待ってて」と言われるし、その間にもどんどん患者さんが到着。
ERってどこの国でも大変ねぇ。。。
かれこれ40分近く待ってしびれを切らして先生を探すと、看護婦さんが登場し、傷の手当と薬の処方箋をくれて、もう帰っていいよ~と言うので、薬をもらって帰ってきました。
ホテルへついてふと父が貰ってきた紙を見ると、お金を払うことについて書いてある。救急車の料金とか。私が診察を受けている間父にお金の支払いなどについて色々と話があったようなのですが、父もあやふやで全然わからない。あの状況であのヒヤリングでは無理もないけど~。
で、ホテルへ戻って確認してもらうと、やっぱりお金を払いに行かなくちゃいけないらしく、次の日すごすごとまた病院へ行ってきました。写真はこの時撮ってきました。ブログ用に。
それにしても海外の病院のシステムは全くわからない。父によると保険のことも何も言わないし、普通、客が自分では払わないだろう~と思ったけど、裁判だ訴訟だと言われても面倒なので、補償請求も訴訟もしないといったらしい。そしてクレジットカードの番号を書いてきた・・と。なので後からどーんと請求がくるかも~。
ま、いいや。命も無事でとりあえず元気で日本に戻って来れたんだからね~。
教訓です。
1) 海外でタクシーに乗る時は後部座席でも必ずシートベルトを!
2)旅行用障害保険に入ってから行くか、クレジットカードでどの程度何を補償されるかチェックしておくこと。ついでに事故にあったらどうするかも。
3)タクシーに乗る時はメガネをはずすこと
私はいつも出かけるときはメガネをかけているのですが、この事故の時、たまたまメガネを頭の上に乗せていたのでした。もしかけたままだったら、目の上辺りをぶつけたことを思うと、結構大変なキズになっていたかも。メガネはぶつかった途端にふっとんで、壊れていました。
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